砂浜と違って、泳ぐと言うよりも生物とのふれ合いなどの違った魅力があります。良い歳したオッサンも夢中になる位楽しいです。ラガーマンの先輩は、息するのを忘れるほど夢中になって潜っています。時には、漁師に怒られたり、スカウトされたこともあるとか。
そんなプロみたいな上級者の様に深い海を潜れる様な肺活量が強くなくても、充分に楽しめるので安心して下さい。
浅瀬の磯にいる生き物の代表格はカニです。捕まえても食べられるような大きなカニでは無く、2~4cm位の小さいカニです。食べるためにではないのにカニを取るのについつい夢中になっちゃいます。

母親、娘には理解しづらい様なので、まさしく男のロマンです。何が楽しいのか、割りばしなどの長い棒とバケツで岩の隙間をのぞき込み、海水をかけたり、オヤジの酒のつまみのサキイカで誘ったりと岩陰に隠れているカニとの駆け引きです。サキイカが無くなったら、海藻・ワカメで誘ったりします。
彼らは我慢強くて、足が素早い。何箇所か当たりを付けて、油断して出て来るのを巡回パトロールします。確認を怠ると、別の場所に移動してしまいます。機械的なタイミングでは無く、生身の生き物との駆け引きなので、夢中になります。
特にようやく出て来たと思って捕まえようとして、スルスルと別の場所に逃げられたりすると、次は逃がさないと、変に気合が入ったりします。カニはその殺気を感じるのでしょうか。一度危うい目に会ったカニは、より我慢強くなって辛抱強くなって岩陰に隠れている時間が長い気がします。
そんな男のロマンを感じるのか、息子たちは、カニ捕りに夢中になりました。そんな息子たちのためにと余計に気合が入るオヤジ。カニを捕まえようものなら、尊敬の眼差しです。子供の期待を背負っているので簡単には諦められません。
捕まえる時に可哀想だからと、手や足をムリヤリに引っ張らないようにしています。痛みを感じなく、又生えて来るようですが、可哀想ですよね。
カニが捕まえられなかったら、ヤドカリは子供にも簡単に捕まえられるので、いかがでしょうか。手のひら位の大きな貝のヤドカリもいます。
岩場はゴツゴツとしているので、裸足は危険です。内臓が弱っているオヤジは足裏マッサージ以上に痛くて、歩けません。ビーチサンダルだと脱げ易いのでダイビング・シューズがおすすめです。ダイビング・シューズだと履いたまま泳げるし、岩場に上陸する時にも便利です。
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熱中して、気が付くと背中が真っ赤に日焼けしているので、帽子を被り、Tシャツを着る様にします。
カニ捕りの合間の磯遊びの楽しみは、シュノーケリングの海中観察です。波で砂が舞わないので、海水が濁らないので海の底まできれいに観れます。波が穏やかな場所を見つけて浮き輪で浮きながら水中めがねで海中を観ていると日常を忘れて時間を忘れちゃいます。
漁はしなくても、不思議な海の中を楽しめます。
イソギンチャク、ヒトデ、小魚など色鮮やかな海の生き物は心が癒されます。子供が興味を持ってくれるように一緒に海の中を眺めると良いと思います。
我が家では、一旦捕まえてバケツに入れますが、海に戻すようにしています。飼うのが大変そうなのと、車で行くので、帰宅まで無事でいられるか心配なので、逃がすことを寂しがる息子に優しく説明してあげて、逃がしてあげました。
磯遊びの出来る海水浴場
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家族で楽しい夏休みを過ごせると良いですね。子供にとっては忘れられない想い出になると思います。そのためには、お父さんも海水浴用の体力をつけておきましょう。
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