
朝顔の観察日記を書いたり、学校のプールに行ったり、朝早起きして虫取りに行ったり、ラジオ体操のほぼ皆勤賞でノートと鉛筆を貰ったり、と楽しい想い出は沢山ありますが、一番の想い出は海水浴です。

泳ぐのが好きだった父親だったので、会社の保養所に毎年行っていました。行き先は千葉の富浦、三浦半島の上宮田です。
➜富浦へ
➜上宮田へ
自家用車で夜中に出発しました。年に一度の家族旅行なので、この時ばかりはラジオ体操はお休みします。移動は車で熟睡していましたので、道中の記憶はありません。朝方明るくなりかけている時間帯に何処かの駐車場で休憩していた記憶が僅かに残っています。

きれいで広い砂浜だったと記憶しています。子供にとっては、より大きく感じたのでしょう。歩き慣れていないビーチサンダルで宿から砂浜に行くのが、とても長く感じました。
飛び込み台が三か所あり、泳がされたことを覚えています。子供にとっては足が届かないし、かなりの距離でした。砂浜で砂遊びをしたり、磯遊びでカニ捕りに無中になりました。

あと記憶にあるのは、大人たちは美味しい美味しいと食べる食事が、どうも子供にとっては食べ慣れていないので美味しいとは思えませんでした。酢の物、お刺し身、焼き魚、煮魚。むしろ朝ごはんの玉子焼きと焼きのりの方が好きでした。
普段、自宅の食事はどんな物を食べていたのかあまり記憶にありませんが、薩摩芋の天婦羅(我が家は醤油をかけて食べる)、茄子の味噌煮が好きでした。
お刺し身が美味しいと感じるようになったのは、大人になって酒の肴として食べるようになってからですね。たぶん。でもスーパーマーケットの握り寿司は大好物でした。松竹梅の竹。茹でた海老を初めて食べてから大好物になりました。今でも一貫を残しておいて最後に食べます。

そんな楽しい想い出を自分の子供たちにも経験させてあげたいと思い、夏休みに海水浴に出かけます。当時の親と違うところは、子供の頃にお刺し身が食べられなかったので、子供には小さい頃から美味しいお刺し身を食べさせて来たので、皆、お刺し身が大好きです。値が張るのが欠点です。
もう一つは、会社の保養所が無いので、民間の宿を利用しています。なかでもオススメなのは、キャンプ場です。キャンプ場と言ってもテントを持って行く本格的なものではなくて、貸別荘のようなところです。
ロッジと呼んだり、ケビンと言ったりします。食事が付かないので、宿泊代が安く済むので経済的にも助かります。一番の理由は、食事の時間を自分たちで決められるところです。民宿の夕食は(大人にとっては)、とっても美味しいのですが、時間が早くPM6時からとかになります。お昼ご飯の後に小腹が空いておやつなんか食べてしまったら、折角の夕食が食べきれません。
普段の生活で夕方6時に食事をすることなんかほとんど無いので、調子がくるっちゃうのです。宿に交渉したこともありますが、時間を遅くすることは出来ませんでした。そんな訳で自分たちで食事の時間を調整出来るキャンプ場がお気に入りです。ついでにバーベキューも楽しめてとっても良いですよ。
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